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記録はこちら 常任委員会記録(平成28年) | 函館市

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(1)

午後2時00分

委員長(道畑 克雄)

・ 開会前だが、佐古委員が所用のため欠席するのでお知らせする。

午後2時00分開議

委員長(道畑 克雄)

・ 開会宣告

・ 議題の確認

1 閉会中継続調査事件 (1) 水産振興について

委員長(道畑 克雄)

・ 議題宣告

・ 本件にかかわっては、10月6日から8日の日程で岩手県洋野町、広島県広島市に対して行政調査を 行った。委員の皆様、大変お疲れ様でした。非常に参考となる有意義な調査であったと考えている。

・ なお、11月18日に行政調査の報告書を今後の調査の参考としていただきたく、お配りした。

・ 本日の調査だが、行政調査を踏まえ、まず先般の委員会で確認していた調査のポイント、漁港の静 穏域の活用および種苗センターのあり方について御意見、御感想を発言いただき、その上で委員会と しての考え方を取りまとめていきたいと思う。

・ まず漁港の静穏域の活用について御意見、御感想を発言願う。

小林 芳幸委員

・ 静穏域ということで、増殖溝を視察で見てきたが、あれを函館にっていうのは、所見にも書いたが なかなか難しいと思うが、考え方という部分ではいろいろ勉強になったのかなと思って、静穏域とい うことで女性も漁に参加したりとか、高齢になっても仕事がしやすいということで、今抱えてる問題 というと、若手がいなくて高齢化しているということであるので、高齢化にも対応ができる取り組み だと思った。また、これから函館市でもどんどん船がなくなっていくというか、漁師も減っているな かで、その後、漁港の衰退していくところも出てくるのかなと思うと、漁港が静穏域ということで考 えるとそこで様々なことが考えられるのではないかと今回の視察に行って思った。少しでも長く漁が できるような取り組みが漁港を利用することによってできるのかなと。またそれと並行に後継者の問 題も考えていかなければならない。

委員長(道畑 克雄)

・ 小林委員からの発言は、高齢化とか長く漁業に携わっていくという問題にも対応できる方策ではな いかということだが、あと各委員から発言あるか。

・ 今、小林委員言われたものに対しても、私もこう思うとか、それに付け加えたり、こういうことも あると思うということも結構だが。

日角 邦夫委員

・ 洋野町と広島市ということでは、どうしても養殖そのもののイメージ、函館のイメージだとウニと

(2)

かあるが、洋野町に行って、漁場をつくって、増殖溝につくりかえて、ウニをつくるが、小さいとき は沖、痩せたウニを今度手前に持ってきて、太らせると。そっちのほうが楽だというか、水産従事者 についてもそちらのほうがやりやすくて、いろいろ研究されているなと。あと町全体がそっちのほう に動いているなというイメージでとられたし、広島の場合は、カキの養殖はすごく有名なところだが、 それは業者なんだ、それを聞いてびっくりしたということがあって、あとカレイだとか、カニ、オニ オコゼとかやってるが、つくり育てるのではなくて、つくって放すだけの問題なんだなと。漁穫につ いても全然わからないと。ただ一時、クロダイやっていたが、ふえすぎて単価が逆に安くなると、カ キの稚貝を食べちゃうとか、大変苦労されているのが、全体の中で分かった。それをどうやって函館 に結び付けるかとなれば、今回木古内町に漁港を少しかえて、養殖の事業をすると言っているが、そ ちらにも注目して勉強していきたいと思った。

井田 範行委員

・ まず洋野町のほうだが、皆さんから出ていたとおり、増殖溝で漁業者の安定ということで動いてい るが、道南圏でも同じようなことをやったと。ただうまくいっていないということも聞いている。あ そこの場所だからできる、あれをつくり育てる部分で、函館市、道南圏に当てはめられるかは、かな り調査研究が必要なのかなと思った。いろいろ質問していくと、とることは簡単にできるが、それま でに一回、海のやつを持って来て大きくするとか、非常に手間のかかる作業をされているなと思った。 あと特徴的な取り組みとしては、地域漁業就業者に対して、奨励金というか、いいか悪いかは別とし て、それもちょっと特徴的だったのかなと思った。それ以外にも組合員の数をふやそうということで、 いろ んな取 り組 みをし ている とい うこと も特徴 的だ った。 ただ 全体の イメー ジは、 1万 7,000人 程度 の自治体ではあるが、漁業者、行政が一体となって真剣に進んでいるなというのが、私の洋野町の強 い印象だ。

委員長(道畑 克雄)

・ ほか発言あるか。

阿部 善一委員

・ あのまま函館に持ってくるのは無理な話で、あの後知ったことだが、南茅部でも実は昔やっていた んだ。こないだ、たまたま南茅部の漁業組合と話す機会があって、視察に行った話をして、南茅部で もやる気はないか、実はやったことはあると。溝を掘るのにほかの漁業者から反対が出るだろうと、 相当金もかかる、将来の見通しが立たないということで、今やっているのは自然にできたやつがあっ て、それを活用してやっているが、本格的なウニの養殖までには至っていないということだ。南茅部 はコンブが相当とれるから、コンブさえきちんととれていれば、別に生活に困らない程度の収入はあ るはずなんで、ウニは副業みたいになっているが、函館の行政エリアのなかの海岸線、この前ずっと 見て歩いたが、全部あのままやることはもちろん無理な話で、発想を生かして、こういう地域もでき るなと私なりに思った地域は何箇所かあるんだが。もう一つは使う頻度が小さい漁港もあるが、漁師 は船を着けるときに船がたくさんいるときは、出船っていう形で着ける。出船っていうのはすぐ出れ る、後ろの方を岸壁に、船が横になると横づけする岸壁に。そうすると港は船が少なくなれば、そう いう船の着け方するから、港が使われているというような言い方をするわけ。そうだとすれば、これ から水産振興計画のなかにあるかわからないが、渡島総合振興局もあまり使われていない漁港を活用

(3)

してやるとは言っていたが、もちろん函館も観光の一環としてやらなきゃならないし、同時に観光だ けだったら長生きしないから、漁業者にどんなメリットがあるかもなければ事業として成り立たない 話なので、そういう意味では水産振興計画とのかかわりが大きいから、私はそれで生活を成り立たせ ていくという思想はこれからのつくり育てる漁業のなかでは必要不可欠な話だなと。ここをいかに大 事にした漁業振興策を進めて行くかはそうしなければならないと再確認したという感想だ。

委員長(道畑 克雄)

・ ほかに発言あるか。(「なし」の声あり)

・ 若干整理をすると、末永く漁業に取り組むという部分、後継者が不足している高齢化しているとい う部分に対して、洋野町のやり方は一つ参考になるだろう。ただ函館に当てはめたときに、なかなか そのままというふうにはいかないが、工夫だとかも含めて函館にあった洋野町の取り組みの考え方は 生かしていけるところがあるのではないか、そういう話だったが、そのような内容で確認させていた だくがよろしいか。(「はい」の声あり)

・ 漁港の静穏域の活用についてはそのような形で各委員からの意見ということで確認する。

・ 次に種苗センターのあり方について、御意見、御感想を発言願う。

藤井 辰吉委員

・ 種苗センターのあり方のみに限定するのであれば、行政が全部の費用を賄っているんだ、広島に関 しては。そのあり方がいいのか、悪いのか、行政の財政を考えた場合に全額を出すというは、いいの かどうかは考えなきゃいけないのと、あとカキに限定して言えば、種苗という感じではないが、今、 イメージで言うと、我々のなかで出てくるのは広島かもしくは宮城県かというところで、そういうと ころで出てくるはずの広島というのはもっとすごい大きい規模の漁業なのかなと思っていたところ、 年額で水揚げ金額でいうと33億円程と。そのなかの30億円がカキだと聞くと漁業全体に対する種苗と いう考え方よりも、カキに限定してしまっている感は否めないなと。あと種苗のあり方に関しては行 政のお金で種苗をつくって、そして放流と。受益者が限定されるカキだとか、固定した場所に生息す るものに関してはお金を受益者のほうからちょっと得る感じだったかと思うが、それ以外の部分に関 しては放流して、受益者が限定されないので、特に行政側が回収するシステムもなかったようなので、 完全に参考にして函館の漁業を振興するという意味では、お金を行政がもって解き放つ放流というの は良いのかもしれないが、永続的なものを考えると、出しっぱなしのお金というシステムに関しては、 函館は別のやり方、漁協が独自でやる部分とかにも連携しながらなのかなと感じたところだ。私が気 にしてたのはお金の出し方だったが、広島に関しては全額行政からというところで、参考にしながら も、マネはできないなと。先ほど話に出ていた、渡島総合振興局が木古内町、松前町も絡んでくるよ うだが、ウニという名称で出していたが、もともといる、痩せ細っているウニに、捨ててたコンブの 根っこの部分を栄養分として与えて、ウニをちょっと太らせてみようという、養殖漁業をこれからや っていくという話もあったし、その話が函館には来てなかったのかなと考えるところだが、そこの事 実関係も気になるところではある。渡島総合振興局は木古内町とかにリンクを張ったのは、漁業者が 減っているからということで、理由もニュースのなかで述べられていたが、特に若い世代の10代から 30代の漁業者っていうのが10年前に比べて60パーセント近くまで減っているということなのでそこの 枠組みのなかに函館入ってこなかったのかなと、ちょっと気にしているところだが、同じような木古

(4)

内町、松前町でやっているものを、渡島総合振興局の旗のもとじゃなくても、函館でやっていけるの であれば参考にして眺めていきたいなと思った。

阿部 善一委員

・ 今のなかで根っこを餌としている。テレビ見ながら疑問に思ったことがある。根っこを一回陸上に 揚げてしまえば産業廃棄物になるからそのままは使えないはずだ。有価で買い取りをするか、どこま で加工するかはあるが、相当根もついてるし、そのままやっていくとたまる一方だ。溶けないものは どんどん堆積されて、いずれ腐ってくると。まして漁港だからメンテナンス費用とか相当金がかかる と思う。いろいろクリアしなければならない問題もある。前に乙部町でイカゴロを海に放流した事件 があって、海上保安庁は不法投棄だと、捨てた人を逮捕することになった。だが町長はそれは不法投 棄ではないと、餌だということで、道もそれは不法投棄だとなった。町長が頑張って、副知事は謝っ て辞任した。だから一旦陸に揚げてしまったから産業廃棄物。今コンブ業者どうやって養殖している かというと、全部陸に揚げる前に処理して海に捨てている。これからどうやってクリアしていくかは わからないが、それがもし合法的だとするといろんなものが出てくる。それはそれでいいと思ってい る。問題はコンブだから、養殖、相当ウニ食べるっていうから、取ったコンブを相当餌としてやらな ければそれは成り立っていかないんだ。それをどうするのかはこれから研究の大きな課題にはなって くる。

委員長(道畑 克雄)

・ 他に発言あるか。

井田 範行委員

・ 広島の関係だが、つくり育てるとは直接関係ないが、あそこの施設は行った印象としては、栽培と か、水産情報発信、養殖普及はもちろんだが、それ以外にも子供たちへのPRとか、社会教育施設的 な色合いの強いこともされていたのかなと。ただプラスの受けとめでいくと将来のいろんな漁業物、 振興目的で子供たちをという部分を考えると極めて間接的な取り組みではあるがそういうことも少し 必要なのかなと考えた。先ほども少し話が出ていたが、クロダイとか、価格がという話もしていたが、 価格がこうなるんであれば、それをより利用するような戦略はとれたのかなという感じもした。

・ つくり育てる部分で言うと、9割がカキだということでこれが一番特徴的なのは、漁協経由じゃな くて、個人出荷しているという部分に何か大きなヒントがあるのかなと感じている。

・ 市の施設だが、県にも同じような施設があるということで、あそこの市の関係者非常に危機感を持 って、何かやらなければだめだという受けとめはすごく伝わってきた。それが結果として積極的な取 り組みになっているのかなと思う。ワンポイントであそこをまとめると漁業の形態のあり方というの はどうなんだろうというのは非常にインパクトをいただいた状況だ。

委員長(道畑 克雄)

・ 他に発言あるか。

阿部 善一委員

・ 養殖はさっきのやつも広島も関係するが、全部陸上で出来ないかなと思っている。陸上の施設で。 稚魚から出荷まで科学的に餌を与えて、陸上で全部できないものかなと。

藤井 辰吉委員

(5)

・ コンブとかゴロとかそういうのは一切抜きにして。別な養分で。

阿部 善一委員

・ マグロもそうだが、あれだって全部人工肥料だよな。アジもタイもそうだし。

・ 昔、和歌山県にある近畿大学のマグロ養殖場行ったことあるが、あそこは本学から一銭も金入って ない んだ 。独 立採算 で156 人の雇 用して いる が、 全部餌 は人工 の餌だ 。ウニ だっ てそ れでき る気が す るんだけどな。

藤井 辰吉委員

・ 天候も関係ない、養分も計算できる。出荷時期も調整できる。

阿部 善一委員

・ だめなのかな。そのために函館国際水産・海洋総合研究センターがあると思うが。

委員長(道畑 克雄)

・ よろしいか。いろんな御意見いただいたが、藤井委員が所見で書いていた種苗センターと函館国際 水産・海洋総合研究センターの件で、今の皆さんの意見を総合すると、もっと研究だとかが必要だ、 活用をもっと図るべきだ、今もやってないと言うことはないと思うが、今阿部委員言ったとおり、よ り今後、こういうテクノロジーが開発できないのかだとかってことも含めてやっていくことで、漁獲 高を保持していくとか、生産者がより生産しやすくするとかということが考えられると思う。広島確 かに規模とかも33億円ということで、水揚げ高は少ないと思うが、一つのところで、井田委員からも あったとおり子供たちへの啓発を含めた指導みたいなところもつくりながら、規模はそんなに大きく ないが一貫して取り組みができるような形で技術指導などもやられているので、そういうところは参 考になったと受けとめた。

函館市に当てはめたときには、もっと研究開発とかやられていくようにという部分で、それにたっ て今後種苗センターだとかがどうあるべきかというのを、次の時代というかそうしたものに繋げてい けるように、そういう取り組みを函館の地域の中には求めていくべきでないか、という話になるのか なと。

阿部 善一委員

・ 福島町ではウニの養殖は全部陸上でやる方向で、これから試験的なことをやると聞いている。

委員長(道畑 克雄)

・ 次の時代の養殖のあり方みたいなところもこれから研究をしていってもらえればということも含め て、函館国際水産・海洋総合研究センターにももっと活躍をしていただけるようにという方向での今 回の種苗センターのあり方ということでいけば、そういうことも含めての委員会としての考えという か、取りまとめでどうなのかと思うがいかがか。(「異議なし」の声あり)

・ その他、これまでの調査全体踏まえてさらに御意見、御感想あるか。(「なし」の声あり)

・ 本件については、これまでの調査とただいまいただいた意見を踏まえて、後日、正副委員長で調査 のまとめ案を作成して各委員にお示しすることになるかと思う。次の委員会で全部というよりも、次 回以降と言ったほうがいいかと思うが、今後の委員会で最終的なとりまとめの協議に入っていきたい と考えているがそういう進め方でよろしいか。(「異議なし」の声あり)

・ そのように確認する。

(6)

・ お諮りする。閉会中に委員会が行った調査については次の定例会で報告することとなるが、委員長 の報告文については委員長に一任願いたいと思う。これにご異議あるか。(「異議なし」の声あり)

・ 異議がないので、そのように決定する。

・ 議題終結宣言

2 その他

委員長(道畑 克雄)

・ 議題宣告

・ 私から一点申し上げる。来年度からの新たな函館市水産振興計画(第2次)の素案が、11月24日付 で配付されているが、このあと委員協議会を開催し、理事者に説明を求めたいと考えているが、いか がか。

・ そのように確認し、委員会終了後、引き続き委員協議会を開催する。

なお、素案につきましては配付後、間もないことから本日は説明を聞きおく程度にとどめたいと思う ので、ご了承願う。

・ 他に発言あるか。(「なし」の声あり)

・ 散会宣言

午後2時35分散会

参照

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